経営者こそ異業種交流会を活用すべき理由【東京で広がる事業連携】

2025年7月2日
経営者こそ異業種交流会を活用すべき理由【東京で広がる事業連携】

〜BtoB連携・新規パートナー開拓の場としての可能性とは〜

■ はじめに:交流会は「営業マンの場」だと思っていませんか?

異業種交流会と聞くと、「営業担当が名刺を配りに行く場」「個人事業主や副業の人が参加する場」というイメージを持っている経営者も少なくありません。

しかし今、東京の異業種交流会は“経営者こそ参加すべき戦略的な場”へと進化しています。

  • ビジネスパートナーの開拓
  • 共催企画の立ち上げ
  • 自社サービスの価値検証
  • M&Aや業務提携の種探し

こうした“経営者視点の連携”が実際に生まれているのです。

この記事では、

  • なぜ経営者こそ交流会に参加すべきなのか
  • 東京での事業連携事例
  • 活用する際の視点と注意点

をお伝えしていきます。


■ 異業種交流会は“経営者にとっての市場調査の場”

経営者が最も時間をかけるべきは、事業の成長戦略とパートナーシップ形成です。
そのために重要なのが、「今、誰が何に困っているか」「何が求められているか」を把握すること

異業種交流会では、さまざまな業界の“リアルな声”がダイレクトに届きます。

✔ 経理業務が手間すぎて困っている中小企業
✔ 採用の手法が限られているベンチャー
✔ 新しい販路を探している商品開発者

こうした「現場のニーズ」は、ネットや調査レポートでは得られません。
対話の中からこそ、本質的なニーズや協業の可能性が見えてくるのです。


■ 東京で広がる事業連携の具体事例

① システム開発会社 × 福祉施設運営会社

福祉施設の人手不足という課題に対し、
交流会で出会ったシステム開発会社が、スタッフの勤怠・予約管理アプリを共同開発。
実証フィールドと実需に直結した連携が誕生。


② 映像制作会社 × 士業グループ

PRに悩んでいた税理士法人と、映像制作会社が交流会でつながり、
「信頼される専門家の紹介動画」制作を共同で企画。
SNS運用にも活用され、お互いのブランディングを強化する取り組みとなった。


③ 飲食店経営者 × コンサルティング会社

新業態を模索していた飲食店オーナーと、飲食業特化のコンサルが出会い、
1年後には新規事業を共同で立ち上げ、フランチャイズ展開を開始。
異業種からの視点がブレイクスルーを生んだ好例。


■ 経営者が異業種交流会を活用する5つのメリット


1|競合にない視点・スキルを得られる

同業者ばかりの会合では得られない、“業界外”の視点やアイデアは、経営にとって貴重なブレイクスルーの種になります。


2|紹介ネットワークが広がる

異業種交流会は「直接的な顧客獲得」だけでなく、
**紹介者やつなぎ役となる“人脈ハブ”**との出会いが期待できます。


3|信頼ベースでの提携・協業が生まれる

共に対話した上で「この人なら」と思える関係性からこそ、
“価格競争にならない連携”が育ちやすいのが交流会の強み。


4|社員任せにしない“経営者自身の顔出し”が信頼を生む

経営者が前に出ることで、会社の信頼感が増し、
“この人と何かしたい”と思ってもらえる関係構築が可能になります。


5|自社の強みと弱みが言語化できる

自己紹介や会話を通じて、自社の価値を再発見する機会にもなります。
外部視点からのフィードバックは、新しい商品やサービスのヒントになることも。


■ 経営者としての交流会活用の注意点

もちろん、やみくもに参加しても効果は薄く、以下の視点が重要です。


✔「営業色の強すぎる会」は避ける

目的が“営業活動のみ”の会では、事業連携につながる出会いは生まれにくい。
テーマ性や参加者層が明確な会を選ぶのが鉄則です。


✔「時間の密度」を大切にする

複数名と軽い会話をするより、1〜2人と深く話す方がビジネスの可能性は高まる
少人数制やグループワーク型の会が特におすすめです。


✔「与える姿勢」を意識する

「何かください」ではなく、「何を提供できるか」で関わることで、
信頼とチャンスは自然と集まってきます。


■ meets交流会で生まれた経営者同士の協業事例

東京で開催されているmeets異業種交流会では、経営者限定・属性限定の交流会を多数開催。
以下のような連携が実際に生まれています:

  • 動物病院経営者 × ペット用プロダクト開発会社 → OEM共同開発
  • 女性社長 × ライター × デザイナー → ブランド立ち上げサポートチーム形成
  • コンサル × 士業 × 飲食 → 事業承継パートナーシップ組成

どれも、“ただの出会い”から始まった本気のプロジェクトです。

👉 [meetsの経営者交流会を見る]


■ まとめ:経営者は“孤独”だからこそ、質のいい出会いが必要

経営者にとって、

  • 一緒に未来を語れる仲間
  • 刺激を与えてくれる異業種の知見
  • 新たな視点をくれるパートナー

は、何よりの資産です。

異業種交流会は、単なる人脈づくりの場ではなく、「経営を一歩進める戦略の場」
東京には、志の高い経営者が集う交流会が確かに存在します。

あなたも、次の一歩をそこで見つけてみませんか?