
〜つながり以上に大切だった「学び」と「仲間」の話〜
目次
■ はじめに:名刺の数=成果ではなかった
「異業種交流会は人脈が増えるから参加した方がいい」
そんな言葉を信じて、私は東京でさまざまな異業種交流会に足を運んできました。
実際、名刺の数はどんどん増えていきます。LINEやInstagramのつながりも増えました。
でも──ふと、こんな疑問が湧いたんです。
「このつながりって、本当に意味あるのかな?」
この記事では、実際に私が異業種交流会に通い続ける中で気づいた、**人脈を超える“本当の価値”**についてお話しします。
■ 「人脈」には数よりも“深さ”が必要だった
はじめの頃はとにかく「数」に目がいっていました。
- 名刺を30枚集めた
- SNSのフォロワーが増えた
- ○○業界の人とつながれた
たしかに嬉しかった。
でも後日、フォローし合ったはずの人に連絡しても、返信はない。名刺も埋もれていくだけ。
この時、“名刺をもらった=関係ができた”わけじゃないことを痛感しました。
つながっただけでは、何も始まらない。
■ 異業種交流会で得られた、本当の“価値”とは?
1|価値観の違いに気づけた「学び」
一番印象的だったのは、全く違う業界の人との会話。
自分が正解だと思っていた考え方を、やんわり否定された時、こんな感覚になりました。
「世界って、自分の視点だけじゃ測れないんだ…」
たとえば…
- 経営者の人の「お金の使い方」
- 教育関係の人の「伝え方の工夫」
- アーティストの「感性と行動力」
異業種だからこそ、衝撃を受けるような気づきや学びがある。
この経験こそ、人脈以上に価値のある財産でした。
2|「同じ温度」で話せる仲間の存在
数十回と交流会に参加するうち、何度も顔を合わせる人が増えてきました。
「また会いましたね!」という小さな会話から始まり、やがて深い話ができるように。
「ビジネスの話も、プライベートの悩みも、自然にできる」
そんな関係性は、名刺交換では生まれない。
最終的に、
- 一緒にイベントを主催したり
- 商品開発を手伝い合ったり
- 定期的に集まって情報交換したり
そういった**「並走できる仲間」ができたことが、何よりの財産**になっています。
3|話す練習・聴く練習の場としての交流会
実は私、人前で話すのが苦手でした。
でも交流会では、1分で自己紹介をすることが多く、自然と話す力が磨かれていったのです。
また、いろんな人の話を聞くうちに、
- 相手が話しやすくなる質問
- 興味を持たれる伝え方
- “空気を読む力”
も身についたと思います。
「話す=売り込む」ではなく、「伝える=共感を生む」
ということに気づけたのも、交流会ならではの経験でした。
■ 「信頼される人」になる練習ができる場所
東京の異業種交流会に通って感じたのは、
**“信頼はテクニックではなく、日々の誠実な姿勢から生まれる”**ということです。
- 時間を守る
- 相手に興味を持つ
- 見返りを求めすぎない
- 「また会いたい」と思ってもらえる立ち振る舞い
これらは仕事だけでなく、人生そのものに影響する要素だと思います。
■ 人脈に疲れたら「意味ある時間」だけ残せばいい
正直に言うと、途中で疲れた時期もありました。
「今日は意味のない時間だったかも」
「誰とも深く話せなかった」
「ただの名刺収集で終わった」
でも今は、自分なりの参加の基準ができています。
- 「この人ともう一度話したい」と思える人と、深くつながる
- 無理に会話をつなげなくても、感じたことをメモに残して次に活かす
- 自分が提供できる価値を意識して参加する
“人脈”に縛られすぎず、「意味のある時間」を大切にすることで、参加の質が変わっていきました。
■ meetsで出会った仲間たちとのリアルストーリー
私が最終的に落ち着いたのが、東京で開催されているmeets異業種交流会です。
- 少人数制で自然と会話が生まれる
- テーマごとに参加者の目的が明確
- 主催者が丁寧に空気を作ってくれる
- 営業・勧誘禁止で安心
そこで出会った仲間とは、今でもビジネスでもプライベートでも関わりが続いています。
「単なるつながり」で終わらず、“人生にプラスになる出会い”がある場だと感じています。
👉 [meetsの交流会を見る]
■ まとめ:人脈以上に、大切なものがあった
異業種交流会に参加し始めた頃は、
「人脈が増えたら、仕事もうまくいく」と思っていました。
でも、通ってわかったのは――
「大切なのは、数じゃなくて質」「信頼できる仲間と学び続けること」。
名刺の枚数よりも、何を感じて、誰と前を向いていけるか。
東京の異業種交流会には、そんな“つながり以上の価値”が、ちゃんと存在していました。